天沢聖司さんと普通のストーカーの違い

私は、何を隠そう「耳をすませば」の大ファンだ。

最もやばい時は、週に二回見て悶えていた。

 

図書館の貸し出しカードに、雫の名前より先に自分の名前を書いてアピって、実家はちょっとハイソな骨董品店っぽくて、バイオリンが弾けて、上げパンかつシャツインだけど、それでも彼はくそかっこいいのである。

 

学校の成績なんて超越した夢を持っていて、彼は雫に屋上でイタリアにバイオリン制作のための留学に行くつもりだと明かす。

 

この留学よりかっこいい留学、私聞いたことないっす。

 

中学・高校時代の私は、天沢聖司さんにあこがれ、雫ばりに小説を書いて、カントリーロードを登下校時に歌ったりしていた。

 

しかし、うすうす高校卒業後くらいから気づいていたのだが、大学である人の指摘を聞いてハッとした。

「よく考えたら、天沢さんってストーカーじゃね?」

 

なんで、私はマジモンのストーカーには厳しいのに、天沢さんにはここまで寛容なのだろうか?

 

今のところ思いつく理由は二つあって、

①私はアニメのなかの天沢さんを知っているだけで、実際にあの手のことをされたらなかなかリアルではキモイんじゃないかっていう、「所詮アニメだから説」

②天沢さんは、やっぱりイケメンだから、何やっても許せる、っていう、「※ただしイケメンに限る説」

 

現実を見てみると、イケメンってやっぱりよっぽど調子に乗っている場合を除き、結構世の中の優遇を受けていると思う。

勿論、不細工な方が、不当に差別をうけているってことはないけど、特に恋愛関係において優遇を受けているだろうことは確実だ。

 

鼻から鼻毛出ちゃってて、息もくさい不細工な方からアプローチを受けているときと、天沢さんみたいなスペックの男性からアプローチを受けているときどっちが高揚感があるだろう。

 

ここで、「私やっぱり、不細工でも誠実な人がイイから関係ないの!!!」

って言っちゃうような女は絶対うそつきだ。

 

 

 

こんなくだらないブログをたまに書くのも悪くないかもしれない。